深き海の底に眠る、人に作られし産物 未来はなく… 現在と過去が存在しているだけ… 声が聞こえる…
 暗き世界を照らす光の声… その声は暖かい声か、それとも凍たい声か…

【 概要 】


■タイトル
Luminous Voice


■概要

Featured TALBO Ver.1.5
オリジナルミニアルバム


1983年 東海楽器が生み出した革新と異端の申し子「TALBO」
世界初のアルミニウムホロウボディと独特なフォルムを形成したギターである。


常識にとらわれない東海楽器の飽くなき挑戦、
熱したアルミを一体成型で鋳造する日本の職人技術、
そしてTALBOの排他的な経歴…


それらに衝撃を受けた私は、TALBOのためのCD「OCEANITY ELIXIR」を作ることにした。
これは本編とは別の視点で描かれるAmbienceである


OCEANITY ELIXIR another
Luminous Voice



Luminous Voice

実際の見え方とは異なります。

         【 収録曲 】


    Tr01. 海光沐浴
    Tr02. 深海瑠璃色景色
    Tr03. 端島第一鉱炉



クロスフェードデモ


【 スタッフ 】

■Compose,TALBO,Design,Text 
霧島 静久


【 仕様 】


■仕様
CD1枚組
収録曲 : 全3曲


メディア : CD-R


10mm Pケース
OHPクリアシート仕様
仕様サンプル01
仕様サンプル02


■頒布価格

〇即売会 : 300円
〇同人ショップ :400円 (税込420円)


■頒布場所

09/08/15 コミックマーケット76
(2日目) 東サ-20b 絃奏水琴樂章

終了しました


■店頭委託情報
店頭委託は終了しました。
(今後の委託は未定です。)

イベントのみの頒布となります。

【 ライナーノーツ 】


デザインの関係上、書けずじまいとなったライナーノーツを記しておきます。


■曲の内容について


 イメージは「海に沈んだ遺産」とありますが、実際は九州以南の海域をイメージした曲が大半(といっても3曲だけですが)です。


 九州以南の海域と言えばその昔、当時の最新技術と工業力が死闘を繰り広げ、そして散っていきました。


 1曲目 「海光沐浴」 は無残となった栄光へ無常にも過ぎ去る時間の流れを。
 2曲目 「深海瑠璃色景色」 はそれらとは裏腹に、琉球諸島周辺の海域のきらびやかさを。きらびやかさに反して流れてくる「声」は聴く人によって解釈がなされるようにあえて言わず。


 そして3曲目 「端島第一鉱炉」


 「軍艦島」こと長崎県「端島」

 古くは海底炭鉱として栄え1974年に閉山して以来、今では廃墟と化していますが、近年産業遺産として注目されている島。


 海底へ沈んだ技術と工業力への擬似投影と同時に、その島をイメージした曲です。


 「鉱炉」というのは造語で、TALBOのボディに使われているアルミニウムと、端島炭鉱から採掘された石炭を鉱物のつながりで掛け合わせ、高炉(実際に端島にはない)で精製される人工産物をイメージさせたため、鉱炉としました。
 高炉を「溶鉱炉」とも言いますが、それとは別の意味でつけています。


 余談ですが、九州地方は高炉の施設がある製鉄所が多いです。なかでも有名なのが新日鉄八幡製鉄所。官営時代の高炉跡地は、端島炭鉱同様、世界文化遺産登録の候補地でもあります。


  第一というのはこの曲が端島(軍艦島)イメージ曲第一曲目だからです。
  (いわゆる一号炉…etcという意味も含んでいますが)


 「Featured TALBO Ver.1.5」というのは一種の言葉遊びです。


 TALBOをテーマにフィーチャーしたシリーズは「OCEANITY ELIXIR」とするように決めてますが、第○○弾とすると面白くないので、ソフトウェアの改訂版数のようにVersion X.xxのような感じにしました。 言葉遊びなので数字に意味はないですが、メジャーアップだとOCEANITY ELIXIR本編、マイナーアップだと外伝的な扱いにしようと思っています。


■デザインについて


 海中へ差し込む光をイメージさせるため、あらゆるクリア素材を使いました。


 半透明なジャケットはインクジェット用OHPシートを使用しました。


ケースは10ミリのクリアPケース。5ミリでもよかったのですが、光にかざしたさいケースの凹凸から入射する光の乱反射で様々な色が見えるようにしたかったのですが、あまり効果がみえずに残念。


 同時にケースの構造からなるレイヤー(階層)っぽい効果も狙いましたがこれもあまりいい効果がなくて残念。レイヤーっぽい効果はデザインをもう少し考えれば出来るかもしれないので今後の課題かも。


 収録曲などの情報はクリアラベルで。 ラベルの特殊加工により、完全なクリアとはならなかったのですが、この加工がかえってメディアから出る光の乱反射がいい感じに映えてるのかなと思ってます。


  ケースデザインの仕様上、ケースが割れると代替が利かないと思われるので、トラックリストが載ったラベルのPDFデータを載せておきます。
代替ケース用や分別保存用としてお使いください。


 メディアは海の青色を表現するために、深い青色の記録面が特徴的な三菱化学のアゾ系メディアを使用しようと思いましたが、どうやら生産停止状態で手に入らない状態だったようなので、泣く泣く太陽誘電のシアニン系メディアを使用しました。 (ちなみにTDK国産メディアは太陽誘電製)


【 バナー 】


Luminous Voice バナー01 (468x60)

Luminous Voice02 バナー02(200x40)


【 更新履歴 】



09/08/25 Luminous Voice 紹介ページ告知


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