【 概要 】 ■タイトル ■概要 Featured TALBO Ver.1.5 1983年 東海楽器が生み出した革新と異端の申し子「TALBO」 常識にとらわれない東海楽器の飽くなき挑戦、 それらに衝撃を受けた私は、TALBOのためのCD「OCEANITY ELIXIR」を作ることにした。
【 スタッフ 】 ■Compose,TALBO,Design,Text 【 仕様 】 ■仕様 メディア : CD-R 10mm Pケース ■頒布価格 〇即売会 : 300円 ■頒布場所 09/08/15 コミックマーケット76
■店頭委託情報 【 ライナーノーツ 】 デザインの関係上、書けずじまいとなったライナーノーツを記しておきます。
イメージは「海に沈んだ遺産」とありますが、実際は九州以南の海域をイメージした曲が大半(といっても3曲だけですが)です。 九州以南の海域と言えばその昔、当時の最新技術と工業力が死闘を繰り広げ、そして散っていきました。 1曲目 「海光沐浴」 は無残となった栄光へ無常にも過ぎ去る時間の流れを。 そして3曲目 「端島第一鉱炉」 「軍艦島」こと長崎県「端島」 古くは海底炭鉱として栄え1974年に閉山して以来、今では廃墟と化していますが、近年産業遺産として注目されている島。 海底へ沈んだ技術と工業力への擬似投影と同時に、その島をイメージした曲です。 「鉱炉」というのは造語で、TALBOのボディに使われているアルミニウムと、端島炭鉱から採掘された石炭を鉱物のつながりで掛け合わせ、高炉(実際に端島にはない)で精製される人工産物をイメージさせたため、鉱炉としました。 余談ですが、九州地方は高炉の施設がある製鉄所が多いです。なかでも有名なのが新日鉄八幡製鉄所。官営時代の高炉跡地は、端島炭鉱同様、世界文化遺産登録の候補地でもあります。 第一というのはこの曲が端島(軍艦島)イメージ曲第一曲目だからです。 「Featured TALBO Ver.1.5」というのは一種の言葉遊びです。
■デザインについて 海中へ差し込む光をイメージさせるため、あらゆるクリア素材を使いました。 半透明なジャケットはインクジェット用OHPシートを使用しました。 ケースは10ミリのクリアPケース。5ミリでもよかったのですが、光にかざしたさいケースの凹凸から入射する光の乱反射で様々な色が見えるようにしたかったのですが、あまり効果がみえずに残念。 同時にケースの構造からなるレイヤー(階層)っぽい効果も狙いましたがこれもあまりいい効果がなくて残念。レイヤーっぽい効果はデザインをもう少し考えれば出来るかもしれないので今後の課題かも。 収録曲などの情報はクリアラベルで。 ラベルの特殊加工により、完全なクリアとはならなかったのですが、この加工がかえってメディアから出る光の乱反射がいい感じに映えてるのかなと思ってます。 ケースデザインの仕様上、ケースが割れると代替が利かないと思われるので、トラックリストが載ったラベルのPDFデータを載せておきます。 メディアは海の青色を表現するために、深い青色の記録面が特徴的な三菱化学のアゾ系メディアを使用しようと思いましたが、どうやら生産停止状態で手に入らない状態だったようなので、泣く泣く太陽誘電のシアニン系メディアを使用しました。 (ちなみにTDK国産メディアは太陽誘電製) 【 バナー 】
(200x40) 【 更新履歴 】
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